ATA133RAID-PCI2 の導入
ATA133RAID-PCI2 の導入
執筆:H18.11.2
更新:H18.11.7
H18.11.1 IODATAのUltra ATA133 RAID PCI(定価3100円)を注文しようとるんるんと夜お店に行くと
昨日までなかったこのボードがいくつか置いてあったので、
安やに負けて、(注文して待つのも面倒だし・・・)まぁいいかぁとこれを購入。
るんるんるん♪と帰宅後、
開封
・IDEケーブル2個
・このボード
・説明書(英語)
・ドライバCD
・梱包スポンジ2枚
でした
さっそく、ドライバを入れて、電源を切り、HDDをそのまま差し替え・・・・
き 起動しなーい・・・
なぁぜぇー
仕方がないので、
実験用の別のドライブを2個用意して
Raidの練習を
はじめたら・・・
Windowsは激おそに変化するし
そのたいろいろ・・・
そのままでは使い物にならないくずBordなので(写真1参照。 苦笑)
返品しようと思いました。
(・-・)チャンマーク | |
あ、 あのぉ〜...(;_;) |
しかし調べると何とかなりそうなので?
とりあえずBIOSの修正をすることにしました。
まず、そのまえにインストール後から、
ディスクアクセスが著しく遅くなりPCが致命的なほど遅くなったので
ドライバを最新の物にしてみました。
http://www.avlab.com.tw/ultra/1006_0087_000d.htm
http://www.avlab.com.tw/dm_download.htm#io
をダウンロードしましたがどうも1719で古いようなので
搭載されているチップメーカーに最新の物があるとの情報があり、
http://www.ite.com.tw/software_download/software_download2.asp#IT8212%20ATA133%20Controller
にいってみると、v1.7.2.4と ずっと最新の物がありました。
32bitXPを利用しているので
Windows Driver & AP (for 32-bit)を展開してなかの
◎ITERAID.exeをクリックするとドライバの更新が始まりました。
◎マネージャーを更新できないとでたので、
raidマネージャーアイコンを停止しRetryを押すと
無事通過しました。
◎その後、ドライバのiteraid.cat、iteraid.inf、iteraid.sys
を既存のものと置き換えるか聞かれたのでyesで
置き換えました。
◎再起動してもいいか聞かれたので再起動しました。
C:\Program Files\ITE\ITE IT8212 ATA RAID Controller\XP_2K_Drv\iteraid.inf
を開いてみると
DriverVer=08/04/2005,1.7.2.4と
きちんと新しくなっていました。
つぎにBIOSの更新といきたいのですが、
まず、起動画面でチップのバージョンを確認するため
PCを停止して、つなぎました。
「購入した店に返品する」か「1430円投げ捨てのBIOS書き換えの挑戦」
の決断だったのですが、
そのまえに当初購入予定だったボードのWebの説明書をみると
IODATAも同じちっぷで買い換えて動くか不安要素もあるので
BIOS書き換えに挑戦することにしました。
(・-・)チャンマークのために買ったわけではありません・・・
ので
返品した方がすっきり
ですが・・・
・ボード設定後に再起動したら認識しなくなって
RAID CARD ConfigurationでArray Noに
(・-・)チャンマークとハートを表示するのは
私への嫌がらせですか?
それとも
挑戦ですか?
・メーカーさん隠しキャラですか・・・?(写真1)
わたしは、これを見た瞬間ギタギタにたたき壊そうかと激怒しましたよ。
ひょっとしてそれがねらいですか?
いや 糞だけど お願いだから壊さないでって表現ですか?
・というのはおいといて、
IDE認識過程において超初歩的なある種のプログラミングミスがあるのは
(・-・)チャンマークでわかっています。
出現方法はいったって簡単なのですが教えません。
特定の条件だと認識したドライブの設定をロード時に、
手を抜いて内部に記憶していない又はディスクから読み込んでいないのが原因だと思われます。
(BIOS書いたの馬鹿あんぽん。さっさと修正リリースしろ)
発展途上国の古代道具だとはわかって買いましたが、
やっぱり返品一番、新規購入♪
の感情と戦いながら、1430円をどぶにすてる覚悟で
ついに決行しました。
最新だった、RAID BIOS (for RAID, IDE)
v1.7.1.94をダウンロードしました。
で中のバージョンが1.7.1.93とわかったので
ROM書き換えを強行することにしました。
まずDOSの起動ディスクを用意します。
CD-Rに起動用で焼き込んでもOKです。
フロッピーなどの媒体にint13h.binとITEFLASH2011.EXE
をコピーして書き込み可能にします。
(※自動バックアップ機能があるため)
ここで注意しておきたいことは、DOSだと
ITEFLASH2011.EXEは~文字になってタイプしずらいので
名称変更でもう少し短い適当な名前にした方がいいでしょう。
次にDOSですが、日本語Windows Meの起動ディスクでは、ITEFLASH2011.EXEは動作しないようです。
コードページを英語にしないといけないようなので、
(文字グラフィックを使っているらしく固まります)
Windows配下以外のDOSのコードページの変更方法を私は知らないので
(というかやるきがない。country.sysなんか勉強する気はありません。)
手っ取り早く かつ タダで作るためにFreeDosを使うことにしました。
【FreeDOS起動ディスクの作成】 | |
まずFreeDosをダウンロードします。 起動ディスクを作成します。 FDイメージ<fdboot.img> か CDROMイメージ<fdbasecd.iso> CDの場合はCDRWのほうが再利用できるのでいいと思います (※トラック読み込みで 追加すると起動CDが作れます。) どちらか好きな方を・・・私はFDにいれました。 |
|
起動したらどれにするかメニューがでるので 2番の最小構成で起動します。 2. FreeDOS Safe Mode (don't load any drivers) |
|
私のPCでは、よけいなドライバを組み込むとコマンド実行で FreeDosがビープ音をならしながらcommand.comが異常停止しました。 ドライバを組むとdirコマンドで飛びましたので まず、dirコマンド等で異常停止しないか確認してから、 書き換えを行いましょう。 不慮の事故防止によけいなドライバ読み込みは控えましょう。 |
|
ITEFLASHを起動すると 勝手にまずバックアップを作成しますので、
ITEFLASHは書き込み可能メディアにいれてください。
ITEFLASHの起動後
書き換えの名前をきかれますので、int13h.bin
と入力すると、書き換えが始まります。
Tips:最初のROMイメージを保管したい場合は 名称変更して別に保管しましょう。
再起動して、バージョンを確認して終了です。
みごと、書き換えが成功して、
・接続HDDからbootできるようになりました。
(起動中にboot状況の表示がされるようになりました。)
・(・-・)チャンマークはでなくなりました。
しかし、特定ドライブで誤認識でつかえないのは変わりませんでした。
もともとRAIDでなくIDE単体として使いたくて買ったのでとりあえず
よしとします。
(この手のものは内部はSCSIだとは知ってショックでしたが・・・)
今後もraidは使用しないと思います。
まとめ | |
・ | このATA PCIカードのbiosの更新をしないと並の使い道ができませんでした。 |
・ | ボードのチェックのため起動:約25秒程度遅くなりました。 (ATAモードなら2秒程度) |
・ | 120GBのHDDを「まざーのATA66」と「このボード」にさして起動時間の 差を確認しましたが2秒程度しか差はありませんでした。 高速化していない もしくは、つないだドライブがATA66? (Linuxでは、39MB/s程度でした) |
・ | 起動ドライブでさしたとき以外は、ドライブはOS起動後でないと認識されない (要するに他のドライブから起動したDOSなどから みえない。) |
・ | このカードのBIOS更新をすると、(・-・)チャンマークがでなくなりました。 |
・ | このボードでXPを起動して次回XP起動時に 頻繁に chkdsk がXP起動時に作動しました |
起動ドライブをつないだらいつのまにか 起動のたびにデータ用の2番目のパーティションの ディスクチェック(chkdsk)が毎回入るようになりました。 (そのため起動が大幅に遅い) 普通にマザーのIDEから起動して、チェックかけると現象は消失しました。 またATAボードにつなぐと再現しました。 原因はよくわかりません。 (セキュリティソフトが終了時に 書き込みを妨害しているのかもしれないです) このボードを入れた後から、 イベントログが破壊されていたので、詳細は不明。 |
|
感想
・くず
・ごみ
・原始人ブランドはもう買いません。時間の無駄
関連ページ
1.ATA133RAID-PCI2 の導入
2.ATA133RAID-PCI2 のまいPC接続結果
3.ATA133RAID-PCI2 のVineLinuxへの導入