ATA133RAID-PCI2 のVineLinuxへの導入
カテゴリー: General
2006-11-08
ATA133RAID-PCI2 のVineLinuxへの導入
執筆:H18.11.5
更新:H18.11.7
買ってきてぽいっと全自動とは ほど遠い
激安派や手探り派の
原始人のための1400円くらいで売られているボードです。
(付属のドライバが古すぎます。)
raidがいらない場合
チップメーカー提供のata biosに書き換えれば、CDROMもつなげるという隠れた機能もあります。
PCクロウトは使うことはないボードです。業務にはフルオートの最新のいいものを使いましょう。
※1起動時に表示されるIT8212F bios 1.7.1.93以下はbootできないなどの欠陥があるのでバージョンアップしましょう。
IT8212F bios 1.7.1.94では、bootドライブにできました。
※注:既存のOSなら先にドライバをいれないと差し込んでもうごきません。
使えない場合は、さっさと購入店に起動しませんと返品しましょう。
実体はIDEコネクタ仕様のSCSIボードなので
いきなりつないでもSCSIボードなので
grubドライブから起動途中 / に接続できないとストップしました。
まず普通にIDEに接続して、SCSI用のkernel RAM IMAGEを作りました。
(自動化スクリプトを作ったのですが、掲載するスペースがありません。)
ということで毎回kernel更新のたびに手動でしてください(笑
最新ドライバをゲット。
こちらを参照
起動ドライブで利用する場合 ※RAIDやデータ領域で利用する場合は、ドライバ付属のredhat用の説明ファイルを読みましょう。 |
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Vinelinuxへログイン | ||||||||||
kernel のバージョンに合わせたものを持ってきます。 適当なフォルダを作成し、ダウンロードしたものを入れます ここでは、2.4系を前提に進めていきます。 |
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シェル?(コマンドプロンプト)を起動 (私の環境では、フォルダ 右クリックで起動できました。) |
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上のフォルダで Linux Driverを展開 |
tar zxvf ファイル名.gz | |||||||||
/usr/src/linux-2.4 があるか確認(たぶんありません)。 なければ、/usr/src/linuxのリンクとして作っておけばOK? ln -s -f /usr/src/linux /usr/src/linux-2.4 カレントバージョンでない場合は、好きなところにリンクを書き換えましょう。 |
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iteraid.oを作成します | make clean make |
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kernel番号が焼き付けられているので kernel updateした場合は、 新たにそのヘッダを使って再構築する必要があるようです。 起動しているkernelと構築予定が同じかも注意してください。 |
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できたiteraid.oをコピーします。 フォルダ名バージョンは、 uname -rで表示された所などと置き換えてください。 cp -f iteraid.o /lib/modules/バージョン/kernel/drivers/scsi/ 例:kernel 2.4.26-0vl15 cp -f iteraid.o /lib/modules/2.4.26-0vl15/kernel/drivers/scsi/ |
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kernel RAM imageを作成 | mkinitrd -f --preload scsi_mod --preload sd_mod --with=iteraid /boot/initrd-バージョン.img バージョン 例:kernel 2.4.26-0vl15 mkinitrd -f --preload scsi_mod --preload sd_mod --with=iteraid /boot/initrd-2.4.26-0vl15.img 2.4.26-0vl15 |
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起動にgrubを使っている場合 例:kernel 2.4.26-0vl15 (パーティション(0 C:)(1 D:)(2 E:) (3 / )の3にVineを入れている場合) | ||||||||||
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device.mapの変更 | 例1 (fd0) /dev/fd0 (hd0) /dev/hda 例2 (fd0) /dev/fd0 (hd0) /dev/hda (hd1) /dev/sda |
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HDDの順番は、PCによって違うらしいので、 手動で調査しましょう。(geometry, find)を使います。 詳しくは、コマンドラインで info grubを参照。 |
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menu.lst | # 例 拡張第4パーティションにVine # grub 起動後 メニューでcを押しコマンドモードで # geometry (hd0)等で後ろの番号は確認した方が無難。 # find (hd0,6)boot/ default=1 timeout=12 title Windows root (hd0,0) # makeactive chainloader +1 title Vine Linux (ATA RAID) root (hd0,6) kernel /boot/vmlinuz-2.4.26-0vl15 ro root=/dev/sda7 initrd /boot/initrd-2.4.26-0vl15.img title Vine Linux root (hd0,6) kernel /boot/vmlinuz ro root=/dev/hda7 |
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※ | これで次回の起動からATAに差し込んで接続できます。 ※kernelをあげたときは、そのままで差し替えが難しいので注意。 ※apt-getでkernelも自動更新の対象になっているので注意 FDへのgrubのインストールは、 まず、中身が消えてもいいFDかどうか確認します。 mount /dev/fd0 grub-install --recheck --root-directory=/mnt/fd0 /dev/fd0 knoppixの場合は、 grub-install --recheck --root-directory=/media/fd0 /dev/fd0 注:Windows上では異常なく平気でも、カビが生えている FDをLinuxで読み書きすると、内容が破壊されるのことが多々あるので注意しましょう。 |
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lilo | 使っていないので知りません (^o^)。 OSに付属の説明書に載っているので自分で調べましょう。 |
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おまけ
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iteraid.oコンパイル後 すぐに組み込む場合 |
modprobe sr_mod modprobe sd_mod insmod iteraid.o |
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確認 | dmesg |
Todo | |
load時の Loading SCSI module (off) の解読 |
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標準でなにかドライバがある? liloと関係があるらしい? |
関連ページ
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