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CF-IDEアダプタを自作してみよう

カテゴリー: General
2006-10-29

CF-IDEアダプタを自作してみよう



配線

CF
信号名
CF
ピン
CF




接続する
 IDEピン
その他へ
接続
GND
1
1
2,19,22,24
26,30,40
GND
D03
2
2 11

D04
3
3 9

D05
4
4 7

D06
5
5 5

D07
6
6 3

-CS0
7
7 37

A10
8
8
GND
-ATASEL
9
9
GND
A09
10
11
GND
A08
11
12
GND
A07
12
22
GND
Vcc
13
17
Vcc(※)
A06
14
23
GND
A05
15
24
GND
A04
16
25
GND
A03
17
26
GND
A02 18 27 36  
A01 19 28 33  
A00
20
29 35

D00
21
30 17

D01
22
31 15

D02
23
32 13

-IOIS16
24
33 32

-CD2
25
67 N.C.

挿入確認用ピン:
card内でGNDに接続されています
  
CF
信号名
CF
ピン
CF




接続する
 IDEピン
その他へ
接続
-CD1
26
36 N.C.

挿入確認用ピン:
card内でGNDに接続されています
D11
27
37 10

D12
28
38 12

D13
29
39 14

D14
30
40 16

D15
31
41 18

-CS1
32
42 38

-VS1
33
43 N.C.
で5Vモード

※GNDで3.3V
Vccを変更する必要あり
-IORD
34
44 25

-IORW
35
45 23

-WE
36
15
Vcc(※)
-INTRQ 37
16 31

Vcc
38
51
Vcc(※)
-CSEL
39
56

・Master
  28pin
・Slave
  N.C

-VS2
40
57 N.C.
-RESET
41
58 1

IORDY
42
59 27

-INPACK 43 60 21  
-REG 44 61 29  
-DASP
45
62 39
※LED
-PDIAG
46
63 34

D08
47
64 4

D09
48
65 6

D10
49
66 8

GND
50
68
2,19,22,24
26,30,40
GND
※ N.C. は No Conected で 配線しないという意味です。
 IDE 2,19,22,24,26,30,40は GNDへ接続。
   Vcc: +5V 又は +3.3V
           (+3.3V時は、CF 33番をGNDへ接続) 
PCからの電源は12Vと5Vがあるので注意してください。
3.3V動作させるには、減圧が必要です。

今回は+5Vを利用しました。

電池でたとえると、Vccは+、GNDはマイナスのことです。
GNDは、一般には グラウンド又は接地といいます。
マスター/スレイブ スイッチ
電源が入っている時、カードの挿入時に常時点灯。(不要なら配線不要)
電源が入っている時、アクセス時?に点灯。(不要ならVccとLEDへの配線不要)
  
工作するには、ある程度の能力が要求されます。
また、配線を間違ってPCや、CF等がこわれても
平気レベルの寛容さも要求されます。
ハンダ付け 初級レベル

 約30×2の60以上のハンダ付けを要求され、
導通チェックがいりますので
気合いと根性が必要です。

 また金属ヒューム(熱により気化した金属)は有害ですので
換気のいいところで作業をする必要があります。

細い物がぼやけてくっきり見えない人は、拡大鏡が必要。
きようさ きようレベル
きようだね。と言われたことがない人には、無理かも。
工具 日曜大工レベル
テスター 初級レベル
時間 暇人レベル

記載事項に間違いがあっても、当方は一切責任は持ちません。
自己責任でどうぞ。

※ 工作する時間より通販で配送する時間の方がおそらく短いでしょう。
値段的にはあまり変わらないので 市販品を買う方が間違いがなくていいでしょう。




レシピ

 2006年現在、安い市販品は、通販で税込み1499円(送料別)で売っています。
送料をいれても全部で2000円程度です。
工作を楽しみたい方や特殊機能を付けたい意外は市販品を買った方がいいと思います

工作したかったので、
 あえて
  市販品 最安より高く
   市販品 並より安い
    範囲で
  自分で作ってみました。
材料
CFカード用アダプタ (700円前後)

新品を買って即座に分解しました
IDE 40ピンコネクタ ・新品(400円前後)。
・廃品機器からはずして利用。
・IDEケーブルを直結。

間違ってpin数が違う物を買ったので廃品利用しました。
セラミックコンデンサ
電解コンデンサ
電源デカップリング に利用。

パーツセンターで買うのを忘れたので
当然廃品から抜きました(笑
 今回は 0.01マイクロファラドを利用しました。
電解コンデンサ
  50V 0.1μF を今回利用(いいのがあったら取り替え予定)
 手持ちになかったので小さいですが、
 10μFくらいは あったほうがいいと思います
  耐電圧は電源の最低3倍以上のものを用意してください。
セラミックコンデンサ
   0.01μF (103 KCK)
電源用コネクタ ・・・ お好きな方法で ・・・
・コネクタ購入
・ケーブル直結
・廃品利用
・その他
基盤 ICB293を買いました(199円)
工具 ・ハンダコテ(先が細いチップ)
・ハンダ
・ニッパー(配線の切断)
・ハンダ吸い取り器
 (約1700円程度で売っています。廃品利用の必需品) 
・テスター(導通チェック や 廃品の動作チェック)
好みで
LED(発光ダイオード) 発光ダイオードの動作電圧は低いそうです。
抵抗をいれないと線が赤熱して燃えます。

今回は抵抗セットの5個入りを買いました210円
2V動作で 3〜6V:330Ω、
ジャンパピン

普通のスイッチ
・マスター、スレイブ切り替え用
・3V,5V動作切り替え

今回は、2個100円のスイッチを買いました。
546円の6色耐熱電子ワイヤーを買いました
大変使いやすかったです。
ドリル ざくざく穴あけて廃品を簡単に基盤へ乗せられます。
ヤスリも使うとさらにグー
整流用ダイオード 逆流防止にどうぞ・・・
耐圧は、3倍以上のもの

今回は買うのを忘れたので使っていません。
ヒューズセット 今回は買うのを忘れたので使っていません。
     


・部品と配線が複雑になるので5V動作で作りました。
 (あとで回路を追加できるように線は長めにしています)

※IDEコネクタを
半田づけするだけの
ほとんど配線済みCFカード差込基盤
は2200円くらいで売っていました。
が、これを買うくらいなら、CF-IDE市販品をかったほうがましかも?

  お勧め廃品
 HDD、CDROM、DVDROMドライブなどからコネクタをゲット。
安い中古部品を100〜200円で買って分解するのも手かも?

今回は もともとPCについていた不要になった
CDRも書き込めないDVDROMドライブを分解した物から取りました。

 次回からは、倉庫に寝ている
高周波音キンキンの故障間近な
不要なHDDから抜こうかと検討しています。
今回の材料費
基盤 199
546(100円分くらい利用)
LED 210(84円分利用)
スイッチ 100(50円分利用)
アダプタ 682円(ポイント還元で実費440円)
コネクタ 0(廃品利用)

合計 1737円


マイナスドライバーでねじねじすると
簡単にはがれます。

両面テープで貼っていただけでした。

ふたは、
 金切り鋏で
  えーーーい と
   チョキチョキすると
    瞬時に簡単に分割できます
完成品です♪
 (ドリルがあると楽に固定や加工ができます)


後半の番号から配線した方が
差し込みやすかったようです(>_<)


そのうち
3.3V対応にしようと思ったので
赤い線は長めにしてあります。


【関連ページ】
 ・CFカードIDEアダプタ動作リスト






ブログ内 関連記事: CF-IDEアダプタを自作してみよう


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