日記帳
本ページはプロモーションが含まれています
カテゴリー
Links
blog(ブログ)マスター
アンドロイドの巣
ゼロから始めるベランダ菜園
タイトル
2024年11月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

Truenas core から scale へ アップグレード

カテゴリー: General
2024-09-20

タイトル


執筆:2024.09.20
編集:2024.09.20

選択肢

  • Truenas core の更新が終わるまで使う。
  • 新しいディスクを用意して、zfsデータ移行してから、scaleへアップグレードする
  • 新しいディスクを用意して、zfsデータ移行してから、ubuntu や openmediavault に乗り換える
  • rsyncで同期して移行する
  • FreeBSDに乗り換える
  • セキュリティ上問題ない場合は、アップグレードせずにそのまま使う。

✓ Truenas coreで使用していたzfs暗号化ディスクは、新規インストールした Truenas scale へそのまま取り込めました。

暗号化のメリット

  • 暗号化キーがないと読み取ることができない
    • 故障破棄時や通常破棄時に読み取られる心配がない。
    • 破棄時に消去処理を省略、簡略化できる
  • 保証期限内に壊れても、漏洩リスクがないので交換申請しやすい

暗号化のデメリット

  • 復号キーをなくすと読み込めなくなる
  • 処理が若干遅くなる

Truenas core から scaleへの移行手順は、

  1. バックアップ
  2. 公式サイトの移行手順通りに進めるといいだろう。

新規・クリーンインストールの場合は数分で完了します。

アップグレードするか、データ移行するかは、よく考えましょう。



Ubuntuに移行する場合

TrueNAS core : 新しいプールの作成と暗号化手順

1. 新しいディスクの準備:

新しいディスクをTrueNASに接続します。

2. 新しいプールの作成と暗号化:

新しいプールを作成し、暗号化を設定します。

sudo zpool create -O encryption=aes-256-gcm \
-O keyformat=passphrase \
-O mountpoint=/mnt/newpool newpool /dev/sdX1

プール名`newpool`とデバイス名`/dev/sdX1`を適宜置き換えてください。

3. データの複製:

既存のプールから新しいプールにデータを複製します。

sudo zfs snapshot -r oldpool@snapshot1
sudo zfs send -R oldpool@snapshot1 | sudo zfs receive -F newpool

4. 新しいプールのエクスポート:

新しいプールをエクスポートします。

sudo zpool export newpool

5. 新しいディスクをUbuntuに接続:

新しいディスクをUbuntuに接続し、認識されていることを確認します。

sudo fdisk -l

6. ZFSプールのインポート:

UbuntuでZFSプールをインポートします。

sudo zpool import newpool

名前の変更をしたい場合は、下記のようにします

sudo zpool import oldpoolname newpoolname

7. ZFSプールのマウント:

インポートしたZFSプールをマウントします。

sudo zfs mount newpool

8. データの確認:

マウントされたディレクトリにアクセスし、データが正しく移行されているか確認します。

必要に応じて /etc/fstab に追加します

<pool_name> /mnt/newpool zfs defaults 0 0


PR

[PR]