[考察] メールアドレスのエイリアス機能

執筆:2022.02.17
編集:2022.02.17


(1) さくらインターネットのメール転送機能は使い物にならない

ドメイン認証ON / SPN:ON

a@ドメイン : スパムフィルターON
b@ドメイン : a@ドメインに転送設定

b@ドメインにメールを送る
bからaに届いた転送メールは、すべて
X-Spam-Flag:YES
になりスパム扱いされてしまう
そのため、迷惑フォルダの使用ができない

ユーザー側で設定できないメールフラグの何か設定がたりないのだろう。

さくらインターネットで
メール転送を受ける場合は、スパムフィルターOFFで使用するしかない


安かろう悪かろうの典型パターンで
webメールの仕分け機能がないので使い物にならない。
PCのメーラーでIMAPにして自動仕分けして対処するくらいでしょうか?

※ 裏技を使えば、 任意のメールアドレスの受信ボックスにメールを集約することができる。(ただしメール専用プラン以外)


(2) フリーメールのエイリアス機能

問題なのがアカウント抹消制度
yahooは未ログイン6か月でメール抹消,4年でアカウント抹消
gmailだと未ログイン2年でアカウント抹消

一見gmailのほうがよさげにみえるかもしれないが、「いつもと違う端末からのアクセス」のイベントにより、復旧作業すると「ほかの人がログインしようとしています」イベント発生。アカウント永久ロックの刑があるのでgmailは注意を要する。


gmailのエイリアス機能

基本アカウント名の後ろに +エイリアス名 を利用することができる
基本アカウント名+任意文字@gmail.comはキャッチオールなので特別な設定は不要です。

一見便利そうですが、基本メールアカウントにスパムが来た場合には、かなり やっかいです。
+エイリアス名は芋づる式に、共通ですので たくさん登録先があると簡単に基本メールアカウントを変更できません。


yahooのエイリアス機能

yahooはセーフティメールアドレスというのがそれに該当します。
gmailと違って、基本メールアドレスとは別名なことと、事前個別登録なので、スパムが来た際も簡単に個別に変更できます。

一度登録したセーフティメールアドレスは削除すると同じものは使えないので注意です。
またセーフティメールアドレスの削除ボタンに確認する機能がないので間違ってクリックするといきなり削除され、悲惨な目にあいますので十分注意しましょう。


フィッシング詐称メール対策

トップレベルドメイン丸ごとブロックしたい場合は
フリーメールでは無理ですね。有料プラン

あまりたくさんメールアカウントboxを持つと受信、管理が大変なので
個人用、サイト登録、通販用、その他用 など
2,3個の受信boxがいいのではないでしょうか
(セーフティーアドレスで個別に複数わければいいですね)

楽天とかヤフーの公式スパムメールは
webメールで仕分け機能を利用すると便利ですね

最近 フリーメールサービスでSMS認証の強制が増えてきました。
YahooID,dpointなど1登録1番号のようなサービスもありますので
2個目のサブ認証用にpovo2.0でSMS認証用の番号を確保するなどがおすすめです

アドレス変更は労力と時間をたくさん食いますので
いらないサービスを解約してメール登録を減らすことをお勧めします!