[2024] HPのパソコンは時刻精度が低い
タイトル
編集:2024.10.26
HPの第13世代CPUのパソコン君
時刻精度が低いみたい。
ネット見てたらWin95時代の時計合わせソフト使ってます的な人いたので、Windows11の標準の時刻合わせしらないのねーって
そういえば、同じような機能のアプリ昔作った!と起動・・・・ 1秒ずれている🤮
あわせて、jst clockで確認 間違いない!
買ったあと同期時間調整していなかったかも?と インターネット時刻の設定くんを起動
32,768 秒 ?(9時間6分8秒) こんな時間にした記憶ないのでWin11の初期設定かな?
半日で1秒ずれるとかどんだけしょぼい内蔵RTCをHPのパソコンは積んでいるんだろう.
でも 12時間たっているのに同期されないのはなぜ?
6時間に変更。 サービスが反映されない。
サービスを開く、 Windows Time 状態(停止)、手動(トリガー)
あれ? 停止? Win11から 何か別のサービスに置き換わったとか?
今度調べよう。
とりあえず、ずれると困るので、タスクに オカメインコ時計 を起動するように設定
タスクスケジューラ:新しいフォルダを作る(ユーザー名のフォルダを作る)
新しいタスクの作成
☑最上位の特権で実行する、トリガー(ログオン時)、遅延 30秒、条件 (次のネットワークに接続時)、
2023年に購入した HPパソコンの不具合情報
- WIFIデバイスを認識しなくなる / (realtek製の固有ハードウェアによる バグらしい?)
電源投入後数時間でネットが落ちる(デバイス再起動しないと直らない) - 内部RTCの精度が低い (12時間で1秒以上ずれる)
追記:
調べた結果、Windows11では、既定で w32timeサービスが停止されており、代わりにTimeBrokerSvc(タイムブローカーサービス)が時刻の調整を行っています。
サービス名 | TimeBrokerSvc |
表示名 | Time Broker |
説明 | WinRT アプリケーションのバックグラウンド処理の実行を調整します。このサービスが停止しているか無効になっている場合、バックグラウンド処理がトリガーされない可能性があります。 |
実行ファイルのパス | C:\WINDOWS\system32\svchost.exe -k LocalServiceNetworkRestricted -p |
仕様: TimeBrokerSvc
Copilot先生に聞いたところ、公式サイトから仕様を見つけることができないということなので、後日 詳しく調べてみようと思います。
動作の詳細が分かりました。
TimeBrokerSvc:タスクバー「日付を調整する。」 → 時刻と言語:日付と時刻 → [ 今すぐ同期 ]
[ 今すぐ同期 ] 直後に (1) w32timeサービスが起動 (2) 時刻調整を実行 (3) w32timeサービス終了
という動作をしているようです。
[ 今すぐ同期 ] を押すと、旧設定のNTPサーバーも反映されるようです。
w32timeには少しずつ調整する機能があったはずですが、すぐにサービス停止では いきなり時間が飛ぶ動作をするのでしょうね。
WinRT(Windows Runtime)アプリケーション
WinRT(Windows Runtime)アプリケーションは、Microsoftが提供する新しいプログラミングモデルを使用して開発されたアプリケーションです。これらのアプリケーションは、Windows 8以降のオペレーティングシステムで実装されており、Modern UIスタイルのアプリケーションを作成するためのバックボーンとなるAPIを提供します。
WinRTは、以下の特徴を持っています:
- 複数のプログラミング言語に対応:C++、C#、VB.NET、JavaScriptなど、さまざまな言語で開発が可能です。
- セキュリティと安定性の向上:サンドボックス環境内で動作するため、従来のデスクトップアプリケーションよりもセキュリティや安定性が高まります。
- クロスプラットフォームのサポート:x86、x64、ARM32、ARM64など、さまざまなアーキテクチャをネイティブサポートします。
WinRTアプリケーションは、WindowsストアアプリやユニバーサルWindowsプラットフォーム(UWP)アプリとしても知られており、PC、タブレット、スマートフォンな
ど、さまざまなデバイスで動作します。
電源切断時の時計誤差は、HPだもん!で我慢することにします。
起動中は、しょぼいRTCの補正のためタイムサービスに頑張って一定間隔で同期してもらうことにします
精度
時刻を合わせたあとに、ずれを計測すると、どれも
30~50msの誤差くらいに収まりますね。
NTPは経路誤差されるような計算式なので、機器内でDNS解決遅延とかセキュリティ検閲とか発生しなければそんなに影響ないようです。
近いにこしたことはないでしょうが、どれ選んでも 100ミリもずれないので、気にしないことにします。
サービスやめないだろうところは、政府とかOS会社ですね。
誤差を平均化するため
ntp.nict.jp
time.cloudflare.com
time.google.com
の3個の構成で 同期をとるように設定しました
host | VN | Mode | Stratum | Precision |
ntp.nict.jp | 4 | 4 | 1 | -20 |
time.cloudflare.com | 4 | 4 | 3 | -26 |
time.google.com | 4 | 4 | 1 | -20 |
time.asia.apple.com | 4 | 4 | 1 | -21 |
time.nist.gov | 3 | 4 | 1 | -29 |
time.windows.com | 3 | 4 | 3 | -23 |
ntp1.jst.mfeed.ad.jp | 4 | 4 | 2 | -22 |
間隔
2^13: 8182秒 (2時間16分32秒)
2^4: 16秒
2^5: 32秒
nictは、1時間平均で20回(1日の合計が480回)を超えないとかあるので、注意ですね
1時間とか3時間に1回とか無難な回数にしましょうね?