仮想OS上のMySQLへの接続
執筆:2006/11/27
編集:2006/11/27
MySQLのバージョンが違う物で、動作を試す必要がありましたので
ローカルPC上でMySQLの複数バージョンを使えるようにしました。
使ってみると体感は
ローカル(ホストOS)のWin上のMysqlよりなんだか高速に使えています
それで、
設定が 非常に難しかったので、メモ(._.) φ
まず必要な物 |
メモリ |
400MB以上 |
仮想OS |
Virtual PC (無料版) |
OS |
VineLinux 4(無料版) |
MySQL |
Clientとserverツール
(パッケージから取得できます。) |
Step1:仮想OSソフトのインストール
VitualPC, VM , QEMU好きな物をどうぞ。
ただし、QEMUは自動保存が利かないので利用しない方がいいでしょう。
筆者は、VitualPCを使いましたのでVitualPC前提で進めていきます。
インストールが済みましたか?
それでは、インストール後に
VitualPCの説明書に従って、Microsoft Loopback Adapterをインストールします。
Microsoft Loopback Adapter |
TCP/IP |
次のIPアドレスを使う |
IPアドレス |
192.168.1.1 |
サブネットマスク |
255.255.255.0 |
デフォルトゲートウェイ |
|
Step2:仮想OSのインストール(ゲストOS)
筆者は、Vine linux4.0をインストールしました。
設定を楽にするため サーバーとGNOMEをインストールしました。
ネットワークの設定は、インストール後にします。
IPアドレス |
192.168.1.10 |
192.168.x.y
のyの部分は
好きなもので結構です
xの部分は上のホストOSと同じ物にしてください
詳しくはOS付属のwindowsヘルプを読んでください |
サブネットマスク |
255.255.255.0 |
|
デフォルトゲートウェイ |
192.168.1.1 |
|
ネームサーバー |
192.168.1.1 |
? |
※筆者のPCでは、Microsoft Loopback Adapterを
一番目のアダプタにしないとうまく動きませんでした。
(インストール後に変更もできます)
OS名は適当にどうぞ、後で変更ができます
セットアップでうまくいかなかった場合は、
再起動後に以下のメニューから設定ができます。
管理者でGNOME起動後に、 メニューバーの
デスクトップ→システム管理→ネットワークの管理
tips:わけがわからなくなったら、
停止した後仮想OSのネットワークアダプタをはずして再起動して設定を削除しますかで削除して
再起動してしまえば、また最初からやり直せます
Step3:仮想OS上のサービスの起動
手動で行うには、
サービスの手動起動 |
service サービス名 start |
サービスの自動起動
登録/解除 |
chkconfig --list
chkconfig サービス名 off
chkconfig サービス名 on
|
ファイヤーウォール |
ややこしいので省略
(下を参考のこと) |
とても面倒なので、
管理者でGNOME起動後に、 メニューバーの
デスクトップ→システム管理→ネットワークの管理
デスクトップ
→ システム管理
→ ネットワークの管理 |
サービスの管理 |
起動時に自動起動する
サービスの設定を行います。
mysqlにチェックを付けます。
また不要なものは
停止させるといいでしょう |
セキュリティレベルの設定
とファイアウォール |
必要なポートを開きます。
mysqlは 3306 tcpを使います。
一覧に無い場合は
手動で追加してください |
Step4:接続の確認
Window上から
ping 192.168.1.10と打ってみましょう。
反応があれば接続成功です
では、Linux上から
ping 192.168.1.1と打ってみましょう。
反応があれば接続成功です
Window上から
mysqladmin -u root --password="password" -h 192.168.1.10
きっと あなたダメと断られるでしょう。
Step5:Mysqlの接続許可IPリストへ登録
|
GRANT USAGE ON *.* TO 'dummy'@'192.168.1.1' IDENTIFIED BY 'pwassword' WITH GRANT OPTION;
FLUSH PRIVILEGES; |
|
SET PASSWORD FOR 'dummy'@'localhost' = PASSWORD('pwassword');
FLUSH PRIVILEGES; |
Step6:運用
全部正常に動くことが確認できましたら、
再起動してログイン画面で放置しておくと
無駄なメモリも使わずに、動作が軽快になると思います。
終了するときは、状態を保存するようにしておけば
静的IPにしているので
次回使うときは、瞬時に立ち上げれるので便利です。
Step_Extra1:Error編
|
ERROR 2003 (HY000): Can't connect to MySQL server on '192.168.1.10' (10061) |
接続が確立していません。
ネットワークの設定を確認してください。
ping 192.168.1.10でつながりますか?
つながる場合は、
ファイヤーウォールを見直してください
IP-ドメイン解決は、
C:\WINDOWS\SYSTEM32\DRIVERS\etc\hosts
に登録で簡単にできます。 |
|
ERROR 1045 (00000): Access denied for user: 'root@192.168.1.1' (Using password:YES) |
mysqlへの
ユーザー及び接続ホスト権限
設定が必要です
例: 192.168.1.1から接続してくるdumyさんを許可.
GRANT USAGE ON *.* TO 'dummy'@'192.168.1.1' IDENTIFIED BY 'pwassword' WITH GRANT OPTION;
FLUSH PRIVILEGES; |
|
突然rootでもログインできなくなった・・・
付属の説明書の
mysql-initを参照しましょう。
Problems and Common Errors
Administration-Related Issues
A.4.1. How to Reset the Root Password |
|
|
|
Q:動的に自動でホスト名とIPを関連づけしたいのですが?
A: 筆者には、わかりません。
静的でよければ、hostsに書き込みます。
|
|
Q: 必要なソフトが足りません。
インストールを忘れました。
A: synapticで検索して追加してください。 |
Step_Extra2:番外編
※
最後に
筆者のPCでは、(数分で)
一定操作や一定時間たつと
VirtualPCでのキーボード、又はマウスを受け付けなくなる。
VirtualPC2004の不具合
もしくは、
未対応のXP HOME上で動かしている
のどちらかだと推測しているが さだかではない。
キー操作がきかないときのために
sshdなどを有効にして、
ホストOS上からログインできるようにしておきたい。
linuxのユーザーの追加
adduser -g users ユーザー名
passwd ユーザー名
また、KDEをインストールすると
guarddogという強力なファイヤーウォール設定ソフト
を導入することが可能になります!!
Step_Extra3:MySQLインストール
Windows |
公式サイトからダウンロードします。 |
|
|
VineLinux |
外部と接続が確立している場合
synaptioc
や
apt-get install MySQL-server
apt-get install MySQL-client
などを使います |
外部と接続が確立していない場合
vineのftpから必要なrpmを
持ってきて、
rpm -i MySQL-server_4.0.25-0vl0_i386.rpm
rpm -i MySQL-client_4.0.25-0vl0_i386.rpm
みたいにします。 |
FreeBSD |
pkg_addかなにかで試してみてください。 |
|
|
Linux fsck
マウント(接続して使えるようになっている状態)した状態で
fsckをかけると、ディスクが壊れる。
ディスクがこわれますよ。
ほんとにfsckしますか
を強引にyesしてしまうと・・・
先週
/etcフォルダが破壊されて、
起動しなくなりました(;_;)
windowsの常識からすると こんなことありえないのですが
こわれるのです linuxの世界では・・・。
Knoppixから確かめると/etcフォルダがなんと0バイトのファイルに変身していました
仕方がないので
インストールCDをいれてましたが、
/がないといって
Linuxパーティションを認識しません。
上書きしようにもフォーマットしないとすすめないのです。
えっー ということで
Virtual PCから /etcを圧縮して
FDいれ
PCを再起動して
Knoppixから書き込みを行い起動してみましたが
(fstabを書き換え)
loginプロンプトで ログインを受け入れないので
ログインできないので
もぉー あきらめます。
もうじき
来週にVine 4.0もでることですし
次の作業としては、
knoppixを起動して、Linuxパーティションを縮めます。
そしてあいた所にLinuxパーティションを作り
壊れた領域のデータを転送します。
これで、ひとまず安心です。
そして、Vine 4.0がでたら、フォーマットかけてインストールします。
コピーを戻して復元完了といきたいです。
ソフトウェア入れ直しがかなりつらい気がしますが...
ゴミソフトもたまっていたのでちょうどよかったのかも・・・
と自分にいいきかせます...
今度から etcフォルダは、サイズも小さいことですし
cronで毎月自動バックアップするように
スケジュールしておこうと思います...
ここまで Linuxが耐障害性がないということはしりませんでした。
ディスクチェックをかけると壊れるなんて
もぉー
もっててよかったKnoppix
困ったときのKnoppix
CDRの経過
千円未満のパックを買うと
数年後こんな風になりました。
今日の教訓: 大切なデータは 並 以上を使いましょう
ATA133RAID-PCI2 のVineLinuxへの導入
執筆:H18.11.5
更新:H18.11.7
買ってきてぽいっと全自動とは ほど遠い
激安派や手探り派の
原始人のための1400円くらいで売られているボードです。
(付属のドライバが古すぎます。)
raidがいらない場合
チップメーカー提供のata biosに書き換えれば、CDROMもつなげるという隠れた機能もあります。
PCクロウトは使うことはないボードです。業務にはフルオートの最新のいいものを使いましょう。
※1起動時に表示されるIT8212F bios 1.7.1.93以下はbootできないなどの欠陥があるのでバージョンアップしましょう。
IT8212F bios 1.7.1.94では、bootドライブにできました。
※注:既存のOSなら先にドライバをいれないと差し込んでもうごきません。
使えない場合は、さっさと購入店に起動しませんと返品しましょう。
実体はIDEコネクタ仕様のSCSIボードなので
いきなりつないでもSCSIボードなので
grubドライブから起動途中 / に接続できないとストップしました。
まず普通にIDEに接続して、SCSI用のkernel RAM IMAGEを作りました。
(自動化スクリプトを作ったのですが、掲載するスペースがありません。)
ということで毎回kernel更新のたびに手動でしてください(笑
最新ドライバをゲット。
こちらを参照
起動ドライブで利用する場合
※RAIDやデータ領域で利用する場合は、ドライバ付属のredhat用の説明ファイルを読みましょう。 |
Vinelinuxへログイン |
kernel のバージョンに合わせたものを持ってきます。
適当なフォルダを作成し、ダウンロードしたものを入れます
ここでは、2.4系を前提に進めていきます。 |
シェル?(コマンドプロンプト)を起動
(私の環境では、フォルダ 右クリックで起動できました。) |
上のフォルダで
Linux Driverを展開 |
tar zxvf ファイル名.gz |
/usr/src/linux-2.4 があるか確認(たぶんありません)。
なければ、/usr/src/linuxのリンクとして作っておけばOK?
ln -s -f /usr/src/linux /usr/src/linux-2.4
カレントバージョンでない場合は、好きなところにリンクを書き換えましょう。 |
iteraid.oを作成します |
make clean
make |
kernel番号が焼き付けられているので
kernel updateした場合は、
新たにそのヘッダを使って再構築する必要があるようです。
起動しているkernelと構築予定が同じかも注意してください。 |
できたiteraid.oをコピーします。
フォルダ名バージョンは、
uname -rで表示された所などと置き換えてください。
cp -f iteraid.o /lib/modules/バージョン/kernel/drivers/scsi/
例:kernel 2.4.26-0vl15
cp -f iteraid.o /lib/modules/2.4.26-0vl15/kernel/drivers/scsi/ |
kernel RAM imageを作成 |
mkinitrd -f --preload scsi_mod --preload sd_mod --with=iteraid /boot/initrd-バージョン.img バージョン
例:kernel 2.4.26-0vl15
mkinitrd -f --preload scsi_mod --preload sd_mod --with=iteraid /boot/initrd-2.4.26-0vl15.img 2.4.26-0vl15 |
|
|
起動にgrubを使っている場合 例:kernel 2.4.26-0vl15 (パーティション(0 C:)(1 D:)(2 E:) (3 / )の3にVineを入れている場合) |
kernel update時の
接続形態 |
難易度 |
理由 |
SCSI 起動 |
高 |
つないだままkernel updateチェックと
iteraid.oの自動再構築と
/boot/initrd.img 差し替えの自動化問題
古いkernelも残して
Bootフロッピーを用意しておくのも一つの手。 |
IDE |
低 |
いつでも認識されるから簡単 |
|
device.mapの変更 |
例1
(fd0) /dev/fd0
(hd0) /dev/hda
例2
(fd0) /dev/fd0
(hd0) /dev/hda
(hd1) /dev/sda |
HDDの順番は、PCによって違うらしいので、
手動で調査しましょう。(geometry, find)を使います。
詳しくは、コマンドラインで info grubを参照。 |
menu.lst |
# 例 拡張第4パーティションにVine
# grub 起動後 メニューでcを押しコマンドモードで
# geometry (hd0)等で後ろの番号は確認した方が無難。
# find (hd0,6)boot/
default=1
timeout=12
title Windows
root (hd0,0)
# makeactive
chainloader +1
title Vine Linux (ATA RAID)
root (hd0,6)
kernel /boot/vmlinuz-2.4.26-0vl15 ro root=/dev/sda7
initrd /boot/initrd-2.4.26-0vl15.img
title Vine Linux
root (hd0,6)
kernel /boot/vmlinuz ro root=/dev/hda7 |
※ |
これで次回の起動からATAに差し込んで接続できます。
※kernelをあげたときは、そのままで差し替えが難しいので注意。
※apt-getでkernelも自動更新の対象になっているので注意
FDへのgrubのインストールは、
まず、中身が消えてもいいFDかどうか確認します。
mount /dev/fd0
grub-install --recheck --root-directory=/mnt/fd0 /dev/fd0
knoppixの場合は、
grub-install --recheck --root-directory=/media/fd0 /dev/fd0
注:Windows上では異常なく平気でも、カビが生えている
FDをLinuxで読み書きすると、内容が破壊されるのことが多々あるので注意しましょう。 |
lilo |
使っていないので知りません (^o^)。
OSに付属の説明書に載っているので自分で調べましょう。 |
おまけ
|
iteraid.oコンパイル後
すぐに組み込む場合 |
modprobe sr_mod
modprobe sd_mod
insmod iteraid.o |
確認 |
dmesg |
Todo |
|
load時の
Loading SCSI module (off)
の解読 |
|
標準でなにかドライバがある?
liloと関係があるらしい? |
関連ページ
1.ATA133RAID-PCI2 の導入
2.ATA133RAID-PCI2 のまいPC接続結果
3.ATA133RAID-PCI2 のVineLinuxへの導入
ATA133RAID-PCI2 のまいPC接続結果
執筆:H18.11.2
更新:H18.11.7
関連ページも参照のこと
買ってそのまま接続(まいPC) |
× |
Windowsドライバをいれると
接続に関係なくPCが激遅に変化。
ときかく遅い。 |
× |
起動ドライブにならない。
(説明書には、できると書いてある。) |
×? |
ものによっては、(・-・)チャンマーク |
結論 |
買ったそのままでは ごみ |
・PCIカードのBiosソフトウェアの更新からはじめましょう。
・Windowsならドライバを最新の物をもってきて(付属の物は低速になるバグ有り)
インストールしましょう。
新規の場合は、最新の物がセットアップ.exe式なので
仕方がないので付属の物を入れてから最新の物にあとから更新しましょう
RAID ATAカードBIOS更新で できるようになること |
[RAIDモード]
[ATAモード] |
どちらか好きな方を選択できるようになる。
|
利点 |
[RAIDモード] |
・ |
説明書を音読すること |
・ |
説明書通りBootできるようになる |
[ATAモード] |
・ |
RAIDいらない場合、待ちが減る。 |
・ |
CDROMも接続できるようになる |
|
欠点 |
[RAIDモード] |
どちらか片方だけ。 |
[ATAモード] |
どちらか片方だけ。 |
|
その他 |
若干内部プログラミングミスが修正される |
注意事項 |
内部フラッシュには、書き換え寿命があるので
頻繁なbios書き換えは控えましょう。
(書き換え回数不明) |
RAID ATAカード Windows用ドライバ更新で できるようになること |
・ |
動作遅延が解消される |
・付属の英語のマニュアルが読めません。
類似品のIODATAの日本語WEB manual(PDF等)を閲覧して、
そちらの購入を検討するといいでしょう。
なかみのチップはbiosバージョンが違うだけで同じっぽいが・・・(>_<)。
※1起動時に表示されるIT8212F bios 1.7.1.93以下はbootできないなどの欠陥があるのでバージョンアップしましょう。
IT8212F bios 1.7.1.94では、bootドライブにできました。
※注:既存のOSなら先にドライバをいれないと差し込んでもうごきません。
BIOS書き換えを行うと返品できない可能性が高いですので
どうしても使えない場合は、いじくらないで返品できるうちに
さっさと購入店に使えませんと返品しましょう。
機能
(IT8212F bios) |
RAID
(default) |
ATA |
電源を押して
HDD起動突入までに要する時間
(HDD1台接続時) |
26秒前後 |
1〜2秒 |
HDD |
BOOT |
可※1 |
可※1 |
Data |
可 |
可 |
RAID |
可 |
--- |
CDROM |
--- |
--- |
可 |
CF
(TRUE IDE MODE) |
BOOT |
不可 |
不可 |
Data |
不可
又は 可※2 |
不可
又は 可※2 |
RAID |
不可
又は
物による |
--- |
※物によりbiosパニック有り。要注意 |
MicroDrive |
※3 |
不明 |
不明 |
箱には書いてありませんが基本的にHDDのみの対応のようです。
|
私のPCでの結果であり、
みなさまのっPCで同じようになるとは限りませんので
ご注意下さい。
今回の実験機(PC):ソケット370、i810Eチップセット、PCI対応
ATA133RAID-PCI2のIDEコネクタ primary masterに接続 |
※2 マザーIDEで読めるものが、これで読めない物もあるので根本的にボードが対応していないかも。
※3 MicroDriveを持っていないので、未検証。
機能
(IT8212F bios) |
RAID
(default) |
ATA |
電源を押して
HDD起動突入までに要する時間
(HDD1台接続時) |
26秒前後 |
1〜2秒 |
Windows XP
HDD |
BOOT |
可※1 |
可※1 |
Data |
可 |
可 |
RAID |
可 |
--- |
Windows Me
HDD |
BOOT |
可※1 |
可※1 |
Data |
可 |
可 |
RAID |
可 |
--- |
VineLinux 3.x
HDD |
BOOT |
可※1 |
可※1 |
Data |
可 |
可 |
RAID |
未検証 |
--- |
箱には書いてありませんが基本的にHDDのみの対応のようです。
|
VineLinuxはRedhat系ですので、がんばれば使えます。 |
私のPCでの結果であり、
みなさまのPCで同じようになるとは限りませんので
ご注意下さい。
今回の実験機(PC):ソケット370、i810Eチップセット、PCI対応
ATA133RAID-PCI2のIDEコネクタ primary masterに接続 |
関連ページ
1.ATA133RAID-PCI2 の導入
2.ATA133RAID-PCI2 のまいPC接続結果
3.ATA133RAID-PCI2 のVineLinuxへの導入
ATA133RAID-PCI2 の導入
執筆:H18.11.2
更新:H18.11.7
H18.11.1 IODATAのUltra ATA133 RAID PCI(定価3100円)を注文しようとるんるんと夜お店に行くと
昨日までなかったこのボードがいくつか置いてあったので、
安やに負けて、(注文して待つのも面倒だし・・・)まぁいいかぁとこれを購入。
るんるんるん♪と帰宅後、
開封
・IDEケーブル2個
・このボード
・説明書(英語)
・ドライバCD
・梱包スポンジ2枚
でした
さっそく、ドライバを入れて、電源を切り、HDDをそのまま差し替え・・・・
き 起動しなーい・・・
なぁぜぇー
仕方がないので、
実験用の別のドライブを2個用意して
Raidの練習を
はじめたら・・・
Windowsは激おそに変化するし
そのたいろいろ・・・
そのままでは使い物にならないくずBordなので(写真1参照。 苦笑)
返品しようと思いました。
写真1
|
(・-・)チャンマーク |
|
あ、
あのぉ〜...(;_;) |
しかし調べると何とかなりそうなので?
とりあえずBIOSの修正をすることにしました。
まず、そのまえにインストール後から、
ディスクアクセスが著しく遅くなりPCが致命的なほど遅くなったので
ドライバを最新の物にしてみました。
http://www.avlab.com.tw/ultra/1006_0087_000d.htm
http://www.avlab.com.tw/dm_download.htm#io
をダウンロードしましたがどうも1719で古いようなので
搭載されているチップメーカーに最新の物があるとの情報があり、
http://www.ite.com.tw/software_download/software_download2.asp#IT8212%20ATA133%20Controller
にいってみると、v1.7.2.4と ずっと最新の物がありました。
32bitXPを利用しているので
Windows Driver & AP (for 32-bit)を展開してなかの
◎ITERAID.exeをクリックするとドライバの更新が始まりました。
◎マネージャーを更新できないとでたので、
raidマネージャーアイコンを停止しRetryを押すと
無事通過しました。
◎その後、ドライバのiteraid.cat、iteraid.inf、iteraid.sys
を既存のものと置き換えるか聞かれたのでyesで
置き換えました。
◎再起動してもいいか聞かれたので再起動しました。
C:\Program Files\ITE\ITE IT8212 ATA RAID Controller\XP_2K_Drv\iteraid.inf
を開いてみると
DriverVer=08/04/2005,1.7.2.4と
きちんと新しくなっていました。
つぎにBIOSの更新といきたいのですが、
まず、起動画面でチップのバージョンを確認するため
PCを停止して、つなぎました。
「購入した店に返品する」か「1430円投げ捨てのBIOS書き換えの挑戦」
の決断だったのですが、
そのまえに当初購入予定だったボードのWebの説明書をみると
IODATAも同じちっぷで買い換えて動くか不安要素もあるので
BIOS書き換えに挑戦することにしました。
(・-・)チャンマークのために買ったわけではありません・・・
ので
返品した方がすっきり
ですが・・・
・ボード設定後に再起動したら認識しなくなって
RAID CARD ConfigurationでArray Noに
(・-・)チャンマークとハートを表示するのは
私への嫌がらせですか?
それとも
挑戦ですか?
・メーカーさん隠しキャラですか・・・?(写真1)
わたしは、これを見た瞬間ギタギタにたたき壊そうかと激怒しましたよ。
ひょっとしてそれがねらいですか?
いや 糞だけど お願いだから壊さないでって表現ですか?
・というのはおいといて、
IDE認識過程において超初歩的なある種のプログラミングミスがあるのは
(・-・)チャンマークでわかっています。
出現方法はいったって簡単なのですが教えません。
特定の条件だと認識したドライブの設定をロード時に、
手を抜いて内部に記憶していない又はディスクから読み込んでいないのが原因だと思われます。
(BIOS書いたの馬鹿あんぽん。さっさと修正リリースしろ)
発展途上国の古代道具だとはわかって買いましたが、
やっぱり返品一番、新規購入♪
の感情と戦いながら、1430円をどぶにすてる覚悟で
ついに決行しました。
最新だった、RAID BIOS (for RAID, IDE)
v1.7.1.94をダウンロードしました。
で中のバージョンが1.7.1.93とわかったので
ROM書き換えを強行することにしました。
まずDOSの起動ディスクを用意します。
CD-Rに起動用で焼き込んでもOKです。
フロッピーなどの媒体にint13h.binとITEFLASH2011.EXE
をコピーして書き込み可能にします。
(※自動バックアップ機能があるため)
ここで注意しておきたいことは、DOSだと
ITEFLASH2011.EXEは~文字になってタイプしずらいので
名称変更でもう少し短い適当な名前にした方がいいでしょう。
次にDOSですが、日本語Windows Meの起動ディスクでは、ITEFLASH2011.EXEは動作しないようです。
コードページを英語にしないといけないようなので、
(文字グラフィックを使っているらしく固まります)
Windows配下以外のDOSのコードページの変更方法を私は知らないので
(というかやるきがない。country.sysなんか勉強する気はありません。)
手っ取り早く かつ タダで作るためにFreeDosを使うことにしました。
【FreeDOS起動ディスクの作成】 |
|
まずFreeDosをダウンロードします。
起動ディスクを作成します。
FDイメージ<fdboot.img>
か
CDROMイメージ<fdbasecd.iso>
CDの場合はCDRWのほうが再利用できるのでいいと思います
(※トラック読み込みで 追加すると起動CDが作れます。)
どちらか好きな方を・・・私はFDにいれました。 |
|
起動したらどれにするかメニューがでるので
2番の最小構成で起動します。
2. FreeDOS Safe Mode (don't load any drivers) |
|
|
|
私のPCでは、よけいなドライバを組み込むとコマンド実行で
FreeDosがビープ音をならしながらcommand.comが異常停止しました。
ドライバを組むとdirコマンドで飛びましたので
まず、dirコマンド等で異常停止しないか確認してから、
書き換えを行いましょう。
不慮の事故防止によけいなドライバ読み込みは控えましょう。 |
|
|
ITEFLASHを起動すると 勝手にまずバックアップを作成しますので、
ITEFLASHは書き込み可能メディアにいれてください。
ITEFLASHの起動後
書き換えの名前をきかれますので、int13h.bin
と入力すると、書き換えが始まります。
Tips:最初のROMイメージを保管したい場合は 名称変更して別に保管しましょう。
再起動して、バージョンを確認して終了です。
みごと、書き換えが成功して、
・接続HDDからbootできるようになりました。
(起動中にboot状況の表示がされるようになりました。)
・(・-・)チャンマークはでなくなりました。
しかし、特定ドライブで誤認識でつかえないのは変わりませんでした。
もともとRAIDでなくIDE単体として使いたくて買ったのでとりあえず
よしとします。
(この手のものは内部はSCSIだとは知ってショックでしたが・・・)
今後もraidは使用しないと思います。
|
まとめ |
・ |
このATA PCIカードのbiosの更新をしないと並の使い道ができませんでした。 |
・ |
ボードのチェックのため起動:約25秒程度遅くなりました。
(ATAモードなら2秒程度) |
・ |
120GBのHDDを「まざーのATA66」と「このボード」にさして起動時間の
差を確認しましたが2秒程度しか差はありませんでした。
高速化していない もしくは、つないだドライブがATA66?
(Linuxでは、39MB/s程度でした) |
・ |
起動ドライブでさしたとき以外は、ドライブはOS起動後でないと認識されない
(要するに他のドライブから起動したDOSなどから みえない。) |
・ |
このカードのBIOS更新をすると、(・-・)チャンマークがでなくなりました。 |
・ |
このボードでXPを起動して次回XP起動時に
頻繁に chkdsk がXP起動時に作動しました |
起動ドライブをつないだらいつのまにか
起動のたびにデータ用の2番目のパーティションの
ディスクチェック(chkdsk)が毎回入るようになりました。
(そのため起動が大幅に遅い)
普通にマザーのIDEから起動して、チェックかけると現象は消失しました。
またATAボードにつなぐと再現しました。
原因はよくわかりません。
(セキュリティソフトが終了時に
書き込みを妨害しているのかもしれないです)
このボードを入れた後から、
イベントログが破壊されていたので、詳細は不明。 |
|
|
感想
・くず
・ごみ
・原始人ブランドはもう買いません。時間の無駄
関連ページ
1.ATA133RAID-PCI2 の導入
2.ATA133RAID-PCI2 のまいPC接続結果
3.ATA133RAID-PCI2 のVineLinuxへの導入