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苗から育てたいちご-対-パック品

カテゴリー: 野菜
2007-05-28

苗から育てたいちご-対-パック品


糖度たっぷり あまいと言われている福岡県産「あまおう」

苗からの普通のいちご

さて、おいしいのは?

「あまおう」:イオン系のお店で、日にちのたった半額品をゲット。

比較対象の2つの苗のほうは赤くなって2〜3日後に収穫しました。

では、写真を見てみましょう↓

まず、パック品は赤みがあまりないことがわかります。
・パック品は、ほとんど青いうちから収穫されているのでしょうか?
・大きさの違いは、最初にできた実かどうかでかなり大きさが変わるので気にしないで下さい。
・パック品は、色つやからして、苗の場合でいうと赤くなりはじめ1日目って感じの色程度です。
・パックは、見える位置だけ赤っぽいのをつめているのでしょうか?

肝心の味です。
パックは、3個くらい「イチゴ」って感じの味で、残りはすっぱくておいしくないです。

いずれにしても、あまいといわれる「あまおう パック品」は、
苗から摘み取った他の品種の完熟いちごの味には、かないませんでした。
(注:糖度計で計ったわけではありません)

「あまおう」も大したことないですね? (--;)

【結論】
・スーパーのいちごパックは、おいしくない。
・おいしい「いちご」を食べたいなら自分で育てよ!!
・自分で育てれば安心無農薬。
・辞書によると、いちごには、ビタミンC以外に、たくさんの効能が・・・
・洗う前に、「へた」を取ってしまうと、洗った時にそこから養分が抜けるらしいので注意しよう。


【苗】
・苗の値段:50〜298円程度。
・札に営利につかわないで下さい。と書いてある物はやめましょう。
 (古株の可能性があります)
・越冬させるのが面倒なら3月頃苗を買いましょう。
 4月から順次花が咲き始めます。収穫は開花後1ヶ月程度です 
・耐病性のある品種の苗を選びます
・1苗に8〜10個しか実が付かず
 順次1個ずつ赤くなるので、楽しむなら4つ以上は苗を育てましょう。
・ときどきランナー(子株の芽)がでてくるので、増やすのは難しくありません。
 収穫期のランナーは、切り捨てましょう。
・実のできた翌年の収穫は、親株からできた子株を使います。

 たいてい苗は200円〜298円くらいすると思うので、
違う品種を2個くらい買って、味をみて、
たくさん増えた子株で翌年たくさんつくるのもいいでしょう。


【害虫】 露地栽培の場合は気を付けましょう。
・アブラムシ
・ナメクジ
・ヨウトウムシ
・ダンゴムシ(かなり強敵です:露地栽培では要注意)
・その他

【病気】
・灰色カビ病


【おすすめの苗】

名 前

評 価

香り 備考

幸の香

☆☆☆☆☆ お気に入り

女峰

☆☆☆☆ 定番いちごです

【おすすめしない苗】
アイベリー ・葉が小さく、育ちが非常に悪かったです。
 2個目の花から実が大きくなりませんでした。
・葉に勢いを感じません。
     
 
今後(来年以降)実験予定の苗
・あまおう 育てるポイントは黒寒冷紗による花芽分化促進です

害虫被害にあうようなら育てません。
実験未定の苗
・とよのか スーパーの陳列では
「とよのか」から「あまおう」
に移行しているので実験未定です
実験しない苗
・ダナー
・宝交早生
・麗紅
・章姫
・べにほっぺ
理由1:わたしが入手できないので。
理由2:幸の香が気に入ったので他のはいらない。

今後購入したい器材:糖度計

今年は、
アブラムシくんの被害に遭わなかったので
害虫なしでした。




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