Windwos10仮想マシン 激遅 改善?
カテゴリー: General
2021-07-17 14:00
Windwos10仮想マシン 激遅 改善?
NOTE: 2023/06
仮想マシンは、体感的にネットワークにつながないアプリは高速で動きますし
ネットワーク関係の処理が遅くて遅延しているようにしか見えないのですが、
SSDにすると早くなるという記事が多い。
確かに物理ハードのWindows8.1(HDD)よりWindows10(SSD)のほうが動作が遅いですしね。
Windows10はHDDに最適化されなくなったので、OSのランダムアクセスが多くて遅くてHDDでは運用無理とSSDに変更した経緯を忘れてました。
おそらく買い替えさせるために、HDDの最適化をこそっとなくしたのでしょう。
仮想マシンは、HDD運用しているという矛盾! Unix系は仮想マシンはHDDで問題ないのでついつい忘れがち。
ある記事によると 速度チェックの方法が載っていたので確認してみることにしました。
内蔵SSDをいじめたくないので、とりあえず現状のHDDでテスト
コマンドプロンプト(管理者)
C:\temp>winsat disk -drive c -read -ran
Windows システム評価ツール
> Disk Random 16.0 Read 1.30 MB/s
C:\temp>winsat disk -drive c -write -ran
Windows システム評価ツール
> Disk Random 16.0 Write 5.24 MB/s
書き込み 5.24 MB/秒
読み込み 1.30 MB/秒
たしかに遅い
SSDにすると早く
なるらしい?
ゲストOSを終了し、設定を開き
HDD追加、diskをSSDに事前確保で作成してみる。
ゲストOSを起動し、ドライブ番号を割り当て、NTFSでフォーマット
winsat disk -drive a -write -ran
作業の実行に必要な一時ファイルをディスク上に配置できませんでした。ファイルに適したドライブが見つかりませんでした。
書き込みは、1GBだと計測できないそうです。
A:\>winsat disk -drive a -read -ran
Windows システム評価ツール
> Disk Random 16.0 Read 17.41 MB/s
3GBを事前確保して再度挑戦
A:\>winsat disk -drive a -read -ran
Windows システム評価ツール
> Disk Random 16.0 Read 39.57 MB/s
winsat disk -drive a -write -ran
作業の実行に必要な一時ファイルをディスク上に配置できませんでした。
うーん
テスト中止。読み込みはわかったのでいいとしましょう。
仮想マシンの保存先をSSDにすると読み込みが 13倍~30倍ほど速くなることがわかりました。
ネットワーク接続するアプリの最初のネットアクセスに数秒~10秒の遅延が発生するし
ブラウザは常に応答が遅い。
ネットワークにアクセスが入るとdiskに大量のランダムアクセスが入るのかな?
仮想マシン用に専用のSSDを購入して効果がない場合はショックなので
テストのために使用中の数百GBをSSDに一時移動するのは躊躇する。
ちょうどWindows10のアップデートUSBを作ったものが手元あるので
新しい仮想マシンをHDDで準備して、クリーンインストールしてから
両者をテストしてみることにしました。vmwareの(一時ramは無効に設定)
(1) インストール (2) mainMem.useNamedFile = "FALSE"
(3) Windowsの更新をOFF(延期), vmtoolsをインストール
(4) diskデフラグ
(5) HDD版起動:テスト (Edgeでyahooにアクセス)
(6) SSDに移動して SSD版:テスト (Edgeでyahooにアクセス)
HDD:スタートメニューの遅延があり、10秒以上かかります。
HDD:Edge「キャッシュを待機しています」がかなり長いようです。
SSD:スタートメニューの遅延が少しになる.
SSD:Edgeのキャッシュ待機時間が減る。表示は相変わらず遅い
結論として、
(ゲスト)Windows10の仮想マシンをSSDにしたからといって快適にはならないです。
☆ 「仮想マシンを SSDにしたら、高速化した」はデマでした ☆
Linuxだと快適に動作し、Windowsだけ遅いので
仮想マシンのネットワーク処理に関する著しい速度低下は
Windows10のCPUの脆弱性パッチの処理による遅延が原因かもしれないです。
Windows10を仮想マシンのゲストで運用する時代は、終わっているのかもしれないですね
あれこれ試行錯誤するより
Windows10の仮想ゲストはやめて、コンパクト省電力のWindows10 物理マシンをもう一台投入して、
リモートデスクトップ もしくは ディスプレイ切り替え器 で利用したほうが余計な手間もなく快適でストレスがないかもしれないです!
HDMI切替器
HDMIセレクタ
送料無料で1500~2000円くらい
リモコン式だと5000円~10000円くらい
仮想マシンの物理メモリキャッシュを無効にする
物理メモリが不足しないように仮想マシンが勝手にメモリキャッシュをして速度遅延を起こします。
複数起動する場合は、ホストOSのクラッシュの回避になりますが、1,2個起動するだけならWindowsゲストは無効にしたほうがいいです。
ゲストOSの設定でキャッシュされている場合は、重複キャッシュになるので意味がありません。
.vmx
ルーターのDNSをパブリックDNSに変更する
1.1.1.2
8.8.8.8
9.9.9.9
DNSをプロバイダーのDNSから無料のDNSに設定すると高速化することがあります
🧹🧼 DNSキャッシュをクリアしてみる
まれに、DNSキャッシュデータベースが破損していて、遅延することがあります。
Windows10のアップデートでDNSキャッシュが破損していたようです。
キャッシュれているDNSをクリアしたら、ゲストが高速になったので、ホストもしてみたらホストも早くなりました。
(管理者として実行)
ブラウザの拡張機能を無効にしてみる
セキュリティソフトの拡張や、広告除去の拡張機能が競合して、応答がとても遅くなることがあります
ブラウザが遅い場合は、拡張機能を無効にしてみて速度の変化があるか確認しましょう
🌌 Windowsの使用率を極端に上げるWindowsワームを駆除する
場所
\Microsoft\Windows\Application Experience
名前
Microsoft Compatibility Appraiser
タスク上での名前
%windir%\system32\compattelrunner.exe
compattelrunner.exe
wsqmcons.exe
🚀 ビルドインワームの駆除の仕方
タスクスケジューラを開く
場所をたどり名前のタスクを無効に設定する
場所
\Microsoft\Windows\Application Experience
名前: Microsoft Compatibility Appraiser
場所
\Microsoft\Windows\Customer Experience Improvement Program
名前: Consolidator
🎉 必要のない視覚エフェクトを停止させて本来の速度に回復する
ルート1
PC : プロパティ : システムの詳細設定
ルート2
設定 : システム : 詳細情報 : システムの詳細設定
システムのプロパティ
詳細設定 : パフォーマンス
コンピューターに応じて最適なものを自動的に選択する
デザインを有効にする
パフォーマンスを優先する
カスタム
「パフォーマンスを優先する」
にすると びっくり すっきり 速くなりますね。
嫌がらせですか?というくらいフォントがしょぼくなるので、
「スクリーン フォントの縁を滑らかにする」
「デスクトップのアイコン名に影を付ける」
を忘れずにチェックしましょう。
仮想マシンゲストでは、
必要に応じて、
コンピューターに応じて最適なものを自動的に選択する
デザインを有効にする
に戻す使い方がいいかもしれないです。
視覚エフェクトを「コンピューターに応じて最適なものを自動的に選択する」
で利用するには、3コア以上の設定が必要です。
たびかさなるIntelのCPU脆弱性パッチにより、2コア設定では、何か操作するとCPU100%になり処理遅延が発生し、使用率100%が長時間続きます。
デフラグ
SSDの場合は、書き込み寿命が減るので禁止
HDDの場合は、デフラグをする
1.ゲストOSのデフラグ
デフラグとファイルの優先配置
2.仮想ハードディスクのデフラグ
仮想マシン設定 - デフラグ
仮想ハードディスクの接続インターフェースを変更してみる
Visual Studioの自動更新をしない
バックグラウンドで4GB以上のダウンロードが始まり、仮想マシンのサービス妨害してきます
必要がないなら、Visual Studioの設定を開いて 自動更新を無効 にしましょう。
❌ 仮想マシンを vmware playerから kvm に変更する
機能が減る、不安定になる、かなり実行速度が遅くなる、使い勝手が悪い
kvmに変更するのはお勧めしません
まれな障害への課題
執筆:2021.07.17
編集:2021.07.17
編集:2023.06.02
編集:2021.07.17
編集:2023.06.02
NOTE: 2023/06
CPU脆弱性パッチを当てたWindowsの場合とても処理が遅くなります。
第3世代など(メモリ関連の不具合をエミュレートするので仮想マシンには適さないそうです by BING先生)
同じ環境を第13世代 corei5 パソコンに移動したら普通に快適に動作しています。
まずは、お使いのマシンのCPU世代と脆弱性を確認しましょう。
第3世代など(メモリ関連の不具合をエミュレートするので仮想マシンには適さないそうです by BING先生)
同じ環境を第13世代 corei5 パソコンに移動したら普通に快適に動作しています。
まずは、お使いのマシンのCPU世代と脆弱性を確認しましょう。
仮想マシンは、体感的にネットワークにつながないアプリは高速で動きますし
ネットワーク関係の処理が遅くて遅延しているようにしか見えないのですが、
SSDにすると早くなるという記事が多い。
確かに物理ハードのWindows8.1(HDD)よりWindows10(SSD)のほうが動作が遅いですしね。
Windows10はHDDに最適化されなくなったので、OSのランダムアクセスが多くて遅くてHDDでは運用無理とSSDに変更した経緯を忘れてました。
おそらく買い替えさせるために、HDDの最適化をこそっとなくしたのでしょう。
仮想マシンは、HDD運用しているという矛盾! Unix系は仮想マシンはHDDで問題ないのでついつい忘れがち。
ある記事によると 速度チェックの方法が載っていたので確認してみることにしました。
内蔵SSDをいじめたくないので、とりあえず現状のHDDでテスト
コマンドプロンプト(管理者)
C:\temp>winsat disk -drive c -read -ran
Windows システム評価ツール
> Disk Random 16.0 Read 1.30 MB/s
C:\temp>winsat disk -drive c -write -ran
Windows システム評価ツール
> Disk Random 16.0 Write 5.24 MB/s
書き込み 5.24 MB/秒
読み込み 1.30 MB/秒
たしかに遅い
SSDにすると早く
なるらしい?
ゲストOSを終了し、設定を開き
HDD追加、diskをSSDに事前確保で作成してみる。
ゲストOSを起動し、ドライブ番号を割り当て、NTFSでフォーマット
winsat disk -drive a -write -ran
作業の実行に必要な一時ファイルをディスク上に配置できませんでした。ファイルに適したドライブが見つかりませんでした。
書き込みは、1GBだと計測できないそうです。
A:\>winsat disk -drive a -read -ran
Windows システム評価ツール
> Disk Random 16.0 Read 17.41 MB/s
3GBを事前確保して再度挑戦
A:\>winsat disk -drive a -read -ran
Windows システム評価ツール
> Disk Random 16.0 Read 39.57 MB/s
winsat disk -drive a -write -ran
作業の実行に必要な一時ファイルをディスク上に配置できませんでした。
うーん
テスト中止。読み込みはわかったのでいいとしましょう。
仮想マシンの保存先をSSDにすると読み込みが 13倍~30倍ほど速くなることがわかりました。
.vmdk | HDD | SSD |
Random 16.0 Read | 1.30 MB/s |
17.41 39.57 MB/s |
Random 16.0 Write | 5.24 MB/s |
ネットワーク接続するアプリの最初のネットアクセスに数秒~10秒の遅延が発生するし
ブラウザは常に応答が遅い。
ネットワークにアクセスが入るとdiskに大量のランダムアクセスが入るのかな?
仮想マシン用に専用のSSDを購入して効果がない場合はショックなので
テストのために使用中の数百GBをSSDに一時移動するのは躊躇する。
ちょうどWindows10のアップデートUSBを作ったものが手元あるので
新しい仮想マシンをHDDで準備して、クリーンインストールしてから
両者をテストしてみることにしました。vmwareの(一時ramは無効に設定)
(1) インストール (2) mainMem.useNamedFile = "FALSE"
(3) Windowsの更新をOFF(延期), vmtoolsをインストール
(4) diskデフラグ
(5) HDD版起動:テスト (Edgeでyahooにアクセス)
(6) SSDに移動して SSD版:テスト (Edgeでyahooにアクセス)
HDD:スタートメニューの遅延があり、10秒以上かかります。
HDD:Edge「キャッシュを待機しています」がかなり長いようです。
SSD:スタートメニューの遅延が少しになる.
SSD:Edgeのキャッシュ待機時間が減る。表示は相変わらず遅い
結論として、
(ゲスト)Windows10の仮想マシンをSSDにしたからといって快適にはならないです。
☆ 「仮想マシンを SSDにしたら、高速化した」はデマでした ☆
Linuxだと快適に動作し、Windowsだけ遅いので
仮想マシンのネットワーク処理に関する著しい速度低下は
Windows10のCPUの脆弱性パッチの処理による遅延が原因かもしれないです。
Windows10を仮想マシンのゲストで運用する時代は、終わっているのかもしれないですね
あれこれ試行錯誤するより
Windows10の仮想ゲストはやめて、コンパクト省電力のWindows10 物理マシンをもう一台投入して、
リモートデスクトップ もしくは ディスプレイ切り替え器 で利用したほうが余計な手間もなく快適でストレスがないかもしれないです!
HDMI切替器
HDMIセレクタ
送料無料で1500~2000円くらい
リモコン式だと5000円~10000円くらい
仮想マシンの物理メモリキャッシュを無効にする
物理メモリが不足しないように仮想マシンが勝手にメモリキャッシュをして速度遅延を起こします。
複数起動する場合は、ホストOSのクラッシュの回避になりますが、1,2個起動するだけならWindowsゲストは無効にしたほうがいいです。
ゲストOSの設定でキャッシュされている場合は、重複キャッシュになるので意味がありません。
.vmx
mainMem.useNamedFile = "FALSE"
ルーターのDNSをパブリックDNSに変更する
1.1.1.2
8.8.8.8
9.9.9.9
DNSをプロバイダーのDNSから無料のDNSに設定すると高速化することがあります
🧹🧼 DNSキャッシュをクリアしてみる
まれに、DNSキャッシュデータベースが破損していて、遅延することがあります。
Windows10のアップデートでDNSキャッシュが破損していたようです。
キャッシュれているDNSをクリアしたら、ゲストが高速になったので、ホストもしてみたらホストも早くなりました。
(管理者として実行)
%windir%\system32\ipconfig.exe /flushdns
ショートカットを作っておくと便利です
数か月クリアしていなかったですからね。このコマンドを知らない人って不具合は直らないままだよね。新OSに合わせて買い替え狙っての確信犯か🥶
ブラウザの拡張機能を無効にしてみる
セキュリティソフトの拡張や、広告除去の拡張機能が競合して、応答がとても遅くなることがあります
ブラウザが遅い場合は、拡張機能を無効にしてみて速度の変化があるか確認しましょう
🌌 Windowsの使用率を極端に上げるWindowsワームを駆除する
場所
\Microsoft\Windows\Application Experience
名前
Microsoft Compatibility Appraiser
タスク上での名前
%windir%\system32\compattelrunner.exe
compattelrunner.exe
wsqmcons.exe
🚀 ビルドインワームの駆除の仕方
タスクスケジューラを開く
場所をたどり名前のタスクを無効に設定する
場所
\Microsoft\Windows\Application Experience
名前: Microsoft Compatibility Appraiser
場所
\Microsoft\Windows\Customer Experience Improvement Program
名前: Consolidator
🎉 必要のない視覚エフェクトを停止させて本来の速度に回復する
ルート1
PC : プロパティ : システムの詳細設定
ルート2
設定 : システム : 詳細情報 : システムの詳細設定
システムのプロパティ
詳細設定 : パフォーマンス
コンピューターに応じて最適なものを自動的に選択する
デザインを有効にする
パフォーマンスを優先する
カスタム
「パフォーマンスを優先する」
にすると びっくり すっきり 速くなりますね。
嫌がらせですか?というくらいフォントがしょぼくなるので、
「スクリーン フォントの縁を滑らかにする」
「デスクトップのアイコン名に影を付ける」
を忘れずにチェックしましょう。
仮想マシンゲストでは、
必要に応じて、
コンピューターに応じて最適なものを自動的に選択する
デザインを有効にする
に戻す使い方がいいかもしれないです。
視覚エフェクトを「コンピューターに応じて最適なものを自動的に選択する」
で利用するには、3コア以上の設定が必要です。
たびかさなるIntelのCPU脆弱性パッチにより、2コア設定では、何か操作するとCPU100%になり処理遅延が発生し、使用率100%が長時間続きます。
デフラグ
SSDの場合は、書き込み寿命が減るので禁止
HDDの場合は、デフラグをする
1.ゲストOSのデフラグ
デフラグとファイルの優先配置
2.仮想ハードディスクのデフラグ
仮想マシン設定 - デフラグ
仮想ハードディスクの接続インターフェースを変更してみる
仮想ハードディスクのSCSI接続での不具合を発見したのでSATAに変更しましたが
仮想ハードディスクの速度は相変わらず遅いようです。
C:\WINDOWS\system32>winsat disk -drive c -read -ran
Windows システム評価ツール
> Disk Random 16.0 Read 1.18 MB/s 3.4
Visual Studioの自動更新をしない
バックグラウンドで4GB以上のダウンロードが始まり、仮想マシンのサービス妨害してきます
必要がないなら、Visual Studioの設定を開いて 自動更新を無効 にしましょう。
❌ 仮想マシンを vmware playerから kvm に変更する
機能が減る、不安定になる、かなり実行速度が遅くなる、使い勝手が悪い
kvmに変更するのはお勧めしません
まれな障害への課題
- 停電対策
シャットダウンする - 地震対策
HDDの場合、発生源が近い場合、ハンマーで下からたたいたような突き上げ波によりヘッダが衝撃を受けデータがクラッシュする可能性がある
衝撃を緩和する工夫をする。耐震ゲル、除振台、室内用小型免震装置
万全の対策:SSDに移行する - 雷対策
シャットダウンする