WindowsでOS仮想化(
仮想マシン)
なにがいい?
執筆:2019.04.10
編集:2019.04.10
まず大前提として
- CPU
- 仮想化支援機能に対応していること
- 64 ビットのプロセッサー
- ホスト OS (パソコンで最初に起動しているOSのこと)
これらを満たしていない場合は、利用をあきらめましょう。
値段をみてみましょう
価格
名称 |
価格 |
Hyper-V |
Windows10 proに付属 |
VirtualBox |
¥0 |
VMware Workstation 15 Player |
18,565 |
VMware Workstation 15 Pro |
30,877 |
Windows10 Homeで利用する場合
- VirtualBox
- VMware Workstation
の2択ですが、Windows10 proにアップグレードしてHyper-Vを利用したほうが安いので、実質VirtualBoxの1択になってしまいます。
Windows10 Proで利用する場合
システムに付属しているHyper-Vがおすすめ
Hyper-Vが物足りないときは、VMware Workstation Proを検討しよう
仕事で利用する場合
- Hyper-V
- VMware Workstation
の2択
無料で導入する場合
の2択
Hyper-V
Windows 10 proに付属する仮想化アプリ。
VirtualBox
予算ゼロで始めるのには最適。
安定性の面で問題があるのでお勧めしない
問題の例として (v5.2, v6.0)
- 「仮想マシンの状態を保存」保存中にエラーを起こしてゲストOSの作業状態が消失することがある。
- 「仮想マシンの状態を保存」再開時にエラーを起こしてゲストOSの作業状態が消失することがある。
- ホストOSのスタンバイ復帰時にVirtualBoxがエラーを起こしてゲストOSが異常終了することがある。
- ディスプレイの省電力(画面消灯)からの復帰時にVirtualBoxがエラーを起こしてゲストOSが異常終了することがある。
- Intel系のディスプレイドライバーのエラー時にVirtualBoxのゲストOSも同時に異常終了することがある。
- Unix系のゲストOSのアイドリング中にゲストOSがブラックアウトして操作不能になることがある
最後に
サーバー用途など、今回のホスト型の
仮想マシンよりハイパーバイザー型のほうがいい場合もあります。
仮想マシンは処理速度と安定性では実機に劣りますので
仮想マシンより複数台PCを用意したほうがいい場合もあるので、用途に合わせた選択が必要です。